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先日書いたエントリーに反応があったけど、しばらく気づかずにいた。ごめんなさい。テクノラティに教えてもらいました。
たぶん、それでうまくいくのであれば、とっくにみんなやってるはず。それにまともな会社はメールマーケティングはずっと継続している。
http://mitaimon.cocolog-nifty.com/webclip/2007/01/pr_takeshi_koun_2454.html
そうなのかなあ。ぼくはそういう企業からのメールを受け取っていないんですが、どういうところがやってるのかぜひ教えてほしいです。
サッポロのnamashibori.comとかには登録してるので、メールは届きます。でもちょっとちがうんですよね。ぼくも解のないまま話してるんですが。
いしたにさんはONEDARI BOYSとかやられているので、ぼくとは違ったカタチを思い描いてらっしゃるのかもしれませんが、ぼくとしては、「それでうまくいくのであれば」って話じゃなくて、「それをうまくできるか」って話だと思っています。
もうちょっとうまく考えをまとめていきたいです。
米国WOMマーケティング・サミット報告(6)
“やらせ”CGMなど問題点も議論
新市場開拓の熱意に日米差を痛感
日経BPのマーケティングサイトにあがっている藤代さんの記事。ずっとタブブラウザで開いたままになってたんだけど、やっと読めた。そして読んでよかった。
WOMMA主催のWord of Mouth Marketing(WOMM)Summit & Research Symposiumのレポート記事。日本からの参加者がほとんどいないってことでしたが、そうだなあ英語がわかれば自腹でもいくけどなあ。
ぼくは日米のマーケットの違いは確実にあると思っています。そして同時に共通点もあると思っています。そのあたりをWOM勉強会を通じて明らかにしていきたいなあと思う。
例えばこういう標準化とかルール作りという点ではアメリカ人は本当にすごいと思う。W3C系の活動を見ていてもそうだし、まあこれは英語圏という巨大なコミュニティの影響もあるんだけど(必ずしもアメリカ人じゃない)、日本とそのスピードの差は1年どころじゃ埋められなさそうな気もする。
そしてウォルマートにしても、ソニーにしても、いわゆる「やらせ」問題も共通部分といえる。でもこれは「あるある」事件でもわかるようにCGMだからってことじゃないし、残念な人たちはどこにでもいる。
一方で、日本には日本の成功パターンみたいなのがあるんじゃないかと思います。だから「これやっちゃダメリスト」みたいなのはきっと万国共通で、「これやったらうまくいくリスト」は各国別になるんじゃないかと、そんな気がしています。
いつか日本でもこういうWOMについて延々話すイベントを開催できればいいですね。年内? うーん、どうでしょう。
こんなセミナーがあるんですね。サイバーエージェント主催だって。
とりあえず申し込んでみました。抽選ではずれたら、誰か感想聞かせてくださいね。
こないだの記事は何人かが「お気に入り」に登録してくださったりしてるんだけど、書き足りてない部分があったので補足。
まずはこれを見てください。
ブログの広告ってだいたい2つに分けられます。
- エントリ本文中に挿入する広告
- サイドバーとかに定常的に出す広告
前者はアフィリエイトとかブログPR広告です。後者はAdSenseとかバナー広告とかブログスポンサード広告です。ま、アフィリエイトをこっちに貼ることも多いですけどね。
で、こないだ書いた(というか勝手に終わらせた)ブログPR広告ですが、これはフェアに運用していくとなると結局ブロガー向けのリリース配信代行業になるわけですね。「書いても書かなくても自由」「何を書いても自由」、そんな自由をブロガーに与えて(与えてっていうか元々自由なんだけど)、「とにかく私たちの言うことを聞いてください。よろしければ」なんて平身低頭お願いするって感じ。まあここまでへりくだってないかもしれないけど。
ブロガーがネタを求めてるのは間違いじゃないと思うので、どこかにマッチングニーズはあるはず。だけど、それはどっかの誰かが胴元になってマージンを抜くってのは成立しないんじゃないかなあ。
だってそれって深水さんがやってた、プレスネットワークで十分じゃん。ごめん、やってたじゃないや、調べたら今でもやってるんだ。しかも有料化してるし。有料じゃちょっと話がちがうな。
結局、受け手のブロガーもどんなネタでもいいわけじゃないから、うまいことフィルタリングをする必要がある。そういう意味ではエージェント的な振る舞いは必要とされていると思う。人なのか、システムなのかはさておき。
でもまあとりあえずどこかの企業がここにはまってうまいこと儲けるってのはよほどうまく考えないと難しいと思う。企業にとっても、ブロガーにとってもメリットを提供しないといけないので。
だからぼくはこの部分に関しては、企業がハウスリストをちゃんと作っていくことが大事だと思う。
アフィリエイトはまたちょっとちがうので別の機会に。
今日の話は(2)のほうです。
今年はきっと日本でも、Federated Mediaのようなブロガーズネットワークがいくつか誕生すると思います。Agile Media Networkとか、すでに動き始めてますが、うまいこといけばいいなと思います。
まあFederated MediaはDiggとかも入ってるので、すでにブロガーズネットワークじゃないけど。
でもこれってすごくシンプルに考えると、有力サイトの広告営業代行なんですね。昔からバリュークリックでも有力媒体だけのネットワークは存在したし、アフィリエイトASPでも有力サイトは一般とは別条件でやってたりします。
これってWeb1.0じゃん。オライリーはダブルクリックをWeb1.0の代表に挙げてたけど、これってまんま同じモデルです。
まあWeb2.0とか、自分でも説明できるほどわかっちゃいないんですが、別に新しくない。ロングテールとか、コンテンツマッチがWeb2.0なのかもよくわかんないけど。
とりあえず、ブロガーにしたら「AdSenseより稼げるの?」ってことですね。広告主はもうちょっと複雑で、「AdSenseだとどのサイトに出るかわからないから、表示サイトがわかってるから安心」というのもあるし、「スポンサードって見せ方でそのブログの読者によいイメージを与えられる(スポーツイベントの冠スポンサーと同じ)」というのもあるでしょう。
でもきっとROIで判断されるようになります。これは不可避だと思う。CPC、CPAで判断されて、やめちゃう広告主が出てくると思う。そうならないように、大手クライアントがリピートするために、なにかもうひとひねりが必要な気がする。
ブログのマネタイズってできたらいいなって思うけど、一方でそういう欲を捨てないとほんとに自由に書けない気もするし、もう少し引っ張りそうな問題ですね。
とりあえずぼくはAdSenseで十分かなと思います。申し込んでも却下され続けてるけど。
これも今日、喫茶店で話してたときの話題なんだけど、プレスブログで届くオファーに全部答えていっても(記事を書いていっても)月に1万円くらいにしかならないらしい。なるほど、そういうことは調べてなかったなと思って、さっそく先月(2006年12月)のオファーメールを調べてみた。
結果は、全部の謝礼を受け取っても5,510円にしかならない。
もちろんぼくに届いてないオファーもあるだろうし、そもそもGmailの検索で引っ張ったので漏れがあるかもしれない。でも、とりあえず数千円なわけです。
まあそんなもんだろうと(ぼくも含めて)みんな思ってただろうし、だからこそわざわざそんなことを誰も調べてなかったんだろうけど、26本の記事を書いて5,510円を獲得。うーん。
たぶん5分や10分で書けないとは思うけど、仮に1記事10分として、26本だから260分。4時間ちょっと。時給換算すると1,300円くらいか。休みなしのMaxの計算でこの金額ってことは、実際は1,000円以下だよな。もっと少ないと思う。5,000円って安くはないけど、でも飲み会を一回パスすればすむ金額だし(主婦はそんなのないって言われるかもしれないけど)、そんなんでいいのかな。
あと、これは調べててわかったことなんだけど、プレスブログでは
というのもやってるんですね。これは素敵。謝礼はなしで、ほんとに慈善活動のお手伝いをするってことです。AdSenseでもマッチする広告がないとユニセフとか盲導犬とかが出てますが、あれは本人が望んでない時に出るので、こういうふうに先に許諾をとるってのはいいですね。
まだ公開質問メールの回答が返ってきている途中ですが、今日打ち合わせ中にこのところもやもやしていたのがすごくきれいに落ちたので(たぶんマーケの神様のお告げだと思うので)誤解や反論が生まれそうですが、書き留めておきます。
そのうち、もっとちゃんと整理したいと思います。
ぼくは今、ブログPR広告も、ブロガーズネットワークも、全部ダメなんじゃないか、未来がないと思っています。少なくともベストじゃないと確信しています。確信は言い過ぎか。
まず、口コミが重要なのは同意。そして口コミはこれまでもあったし、それがブログやSNSの普及によって可視化され、検索エンジンやSBSなどによって影響力が強まったのも事実。たぶんそれは間違いないと思う。
そういう状況だから口コミのチカラ(Power of WOM)を頼って、企業がマーケティングに活かしたいというのは当然だし、気持ちはわかる。また、そこに目を付けるのは間違ってない。
ただアプローチの仕方として、どっかの誰かが束ねたブロガーのリストにコンタクトしても意味がないと思う。
まずブログPR広告全般が今まさに遭遇している問題は不透明性、アンフェアさだと思っていて、そもそもが個人の正直な言葉が書いてある場所であるはずのブログに提灯記事が氾濫するともう終わり。というか、すでに終わりの始まりって気がしないでもない。
だから透明性を確保するために「私たちは金を払って記事を書いてもらってます!」と企業は宣言し、またブロガーも「私は金をもらってこの記事書いてます!」と宣言しなければならない。それはこれまでの広告では当然とされていたのに、できてない。
そして、もし仮にみんなが超正直に金銭の受け取りを公明正大に声高にうたってブログを書いたとして、それって本当に口コミが生まれるかなあ。なんか読んでるほうもさめるだけでブランディングも売上促進も達成されないんじゃないかと思うんですね。
そもそもなんのために口コミを期待するのかってことです。
そうして考えると、企業はやっぱりハウスリストをいかに整備していくかだと今は考えています。
これはCRMに近いです。というかCRM2.0とか言われちゃうくらい、CRMの考え方を今風にアレンジするだけでいいと思っています。
- 企業は自社サイトを利用してメールニュースなどに登録してもらう(Web会員の獲得)
- Web会員向けに定期的にメールを送る
というCRMのプロセスをそのまま実行すればいい。
きっとそのうちの何割かはブロガーなのだから、それでいい。どっかからリストを買わなくていいし、もしWeb会員のみなさんがブログ持ってないなら、そしてブログが本当に口コミの伝書鳩として最適なら(ぼくはそう思う)、ブログを作るための指南をすればいいだけだと思う(「ブログって知ってますか?」「ブログをはじめよう」みたいなコンテンツで)。
どこかのアルファブロガーに広告を出したり、記事を書いてもらうよりも、Web会員にコンタクトしたほうがよっぽど充実した内容で、しかもポジティブに書いてもらえると思います。そういうテキストはきっと強い影響力も持つと思います。
そういう意味では今あるといいなと思うCRMのシステムは
- 登録したユーザーにメールを配信できる
- 登録したユーザーのRSSを解析できる
という機能が必要なのかもしれない。後者が今風の機能ね。つまりこれまでは基礎データとしてメールアドレスを提供していただいていたけど、今後はブログのURL(正確にはRSSのURL)を提示してもらって、それを毎日チェックして、Web会員が何に興味を持っているか、配信したメールニュースの内容を記事に書いてくれてるか、といったことをチェックするための仕組みがあればすごくいい。
そうすることで、さらに内容を吟味したメールニュースを送れるし、そうやってインタラクティブな関係を構築できるのが(それを目指すのが)新しいCRMの考え方。
もちろん戻りはRSSを解析するだけじゃなくて、公式のコミュニティを作ってもいいし、アンケートなんかでもいい。また、ブログパーツのようなバッジを配って、トラフィックデータなんかもCRMで解析する一要素として追加してもいいかもしれない。
自社製品のインフルエンサーは自社の顧客の中にいる、ということを前提にすべてを考えていくほうが自然だし、うまくいくと思うんですよね。
そういうシステムを作っていきましょうと誰ともなく言ってみる。
あと、こういう活動は即効性はないので、一週間でBuzzが起こって売上倍増ってことにはなりにくいと思う。口コミの目的を単純にアクセス増(とそれに伴う売り上げ増)と考えるなら、PR会社にお願いして「トレたま」のコーナーにでも出してもらうことを考えたほうがいい。
だいたい「WBS」とか「王様のブランチ」とかに露出しても200万くらいだし、ROIで考えても悪くない。
ぼくはひねくれもので、あまのじゃくだから、最近流行ってきたブログPR広告を否定したいだけなのかもしれない。無自覚だけど。でもおよそ1年ちょっと前に、プレスブログがサービスインするよりも前に、ブロガーに記事広告を書いてもらうサービスを考えたので(アイデアの種は昔の会社の先輩にもらった)、あの頃ならアリだったとも思う。あれはけっこういい資料でした。
2006年、次々に生まれるサービスをいろいろ見てきて、花王のケースもヒアリングして、WOM勉強会なんていうのもやってみて、ブログPR広告は企業が幸せにならない予感がすごくします。コミュニケーションの設計をもう一度考え直したいかなと。
思ったより長くなっちゃった。
たぶん言葉足らずなところもあると思うし、誤解を招くような表現もあると思います。どこかの企業や、特定の個人を想定しての発言じゃないので、そのあたりはご理解ください。